開発ブログはじめました
わたしたちは,アフリカ未電化地域に電気を届けるべくLEDランタンのレンタルサービスWASSHAを行っている会社です.
事業の中心はタンザニアですが,そのためのシステム開発やハードウェアの設計は日本で行っています.
ここでは,その日本でやっている開発業務でやってること,感じていることをつらつらと皆様にお届けしていきます.
さて,第一回目のテーマはSlackについてです.
Slack導入の背景
デジタルグリッドには現在約10名の日本人スタッフが在籍しており,半数がタンザニアに,半数が日本にいます.
距離が遠く時差があるため,ほおって置くと情報が分断されてしまい円滑な業務の遂行ができなくなってしまいます.
そこで,時差を気にせず,気軽に情報共有ができるコミュニケーションツールとしてSlackを導入しました.
Slackでみんなが話す内容としては,ソフトウェア・ハードウェアの開発の内容はもちろん,タンザニアでのシステム導入でのこと,タンザニアスタッフの管理内容,経理や広報にまつわることなど,非常に多岐にわたります.
そのため,話題をテーマ別に分けられる,チャンネルという機能があるのも便利で,導入の決め手になりました.
Slackを使ってみて
Slackは非常に便利で,ほとんど書くことに抵抗なくみんなが使っていっています.
というか,もう仕事の9割くらいはSlackでやっているんじゃないでしょうか.Slackがあれば会社こなくてもよくね?と思います.
会話のログが残るので,何か一つの物事を決めたり,トラブルの解決を行うのにも,結論に至るまでの経緯が残ってるのがいいですね.
Slackの使い方・注意
仕事をするのにとても便利なSlackですが,使ってていくつかクセというか使うコツみたいなのがあることに気がついたので,いくつか紹介します.
文字装飾
メッセージ中に チルダ(~)で囲むと打ち消し線になったり,バッククオート(`)で囲むと赤色強調にできたりしとても便利です.
が,その前後をスペースで開ける必要があります.
「あいうえお`かきくけこ`さしすせそ」と書いても装飾されずダメで,この場合は「あいうえお `かきくけこ` さしすせそ」と書く必要があります.
改行
入力中にターーンっとEnterを押すとメッセージが投稿されてしまいます.Shift+EnterかAlt+Enterを打って改行することができます.
ExcelがAlt+Enterでセル内改行なのでAlt+Enterでクセをつけておくと何かと便利です.
投稿コメントの編集
Slackの中でも極めて優秀な機能の一つです.
投稿済みのメッセージを修正したいときは「Edit Massage」を押すことで再編集することができます.編集したメッセージはそのメッセージの最後に小さく(edited)と書かれるのみで何回でも書き換えることができます.
また,投稿したメッセージを削除することもできます.
メッセージがたくさん投稿されている中のメッセージを編集しても,前後の他の人のメッセージはそのままになります.
うまく活用することで歴史を書き換えたり,人を陥れたりすることが可能でしょう.
ちなみに添付ファイルへのコメントの編集は(edited)すらつかないのでさらに凶悪です.
@でメンバー名の補完は頭にスペースを空けないとダメ!
「 @メンバー名」と書くとその人宛てのメッセージとなり,受け取った方は強調通知がされます.がしかし,文中でコレを使うときは装飾文字と同様に文字頭にスペースをあける必要があるのに注意が必要です.
@channel とするとそのチャンネルに参加しているメンバー全員に対して強調通知がいきます.
スレッド
一つのメッセージから派生して,そのメッセージに関連した内容の会話を続けることができます.
同じチャンネルでいくつもの話がごちゃまぜに続行している場合はスレッド機能が便利です.
便利なのですが,スレッドでの会話は新規投稿時に,そのスレッドに参加しているメンバーにのみ通知がいきます.チャンネルへの参加メンバーには通知が行かないので注意です.スレッド会話内での @channel も使えません.
チャンネル全員にアピールしたい場合は,投稿時に「Also send to XXX」にチェックを入れるようにしましょう.
Slackの使い方の練習
Slackにはチャンネルとは別にメンバーに直接メッセージを送る「Direct Messages」という機能があります.
そして,送信先メンバーとして自分を選択することもできます.これを使用して,他の誰にも迷惑をかけないで,Slackの練習ができますね.