初代Charger Boxプロトタイプ
さて,今回はCharger Boxの紹介をします.
せっかくなので現在運用に使っているものではなく4年前に社内で開発されたプロトタイプの紹介をします.
Charger BOXとは,キオスクに設置し,ランタンのレンタル事業を行うために必須となる,我々のビジネスモデルの根幹を握っているハードウェアです.
以下の機能が搭載されています.
- ランタンを複数個同時に充電できる
- 太陽光パネル,バッテリーから電源を取る
- 接続されたAndroid端末から指令を受けて充電ポートのON/OFFができる
初代Charger Boxはこれです.
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ええ,わかりにくいですね.これは,こうやってつなげて使うのです.
左側の白い箱をマスターボックス,右の銀のデバイスをスレーブボックスと呼んでいました.
マスターボックスは,太陽光パネルとバッテリー,Android端末と,スレーブボックスを複数台接続できます.で,スレーブボックスからランタンを充電できます.
スレーブボックスからは9本の充電ケーブルが出ていて,ランタン9台まで同時に充電できるようになっています.さらに,マスターボックスにはスレーブボックスが最大37台まで接続可能になっていて,合計するとランタンを最大333台(!)まで同時に充電できます.
まだ事業開始前の段階で,規模をどれくらいにすればよいのかも検討段階でしたので,同時充電数を柔軟に変更できるような設計が必要だったのですね.
ちなみにこのCharger Boxは当時ケニアにて,事業実証のために使用されました.